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~リハビリ基礎知識~脳卒中者の下肢装具ついて

~リハビリ基礎知識~
脳卒中者の下肢装具

■装具とは
身体の一部を外部から支え、運動能力の向上や疼痛の軽減を図るものを「装具」といいます。

■装具の目的と役割
①変形の予防 ②変形の矯正 ③病的組織の保護 ④失われた機能の代償または補助

■装具の種類
身体の一部を外部から支え、運動能力の向上や疼痛の軽減を図るものを「装具」といいます。
①手や腕に装着する装具を上肢装具(図1)
②脚に装着する装具を下肢装具(図2)
③腰、胸、首に装着する装具を体幹装具(図3)

図1

図2


図3

脳卒中片麻痺における下肢装具
◎短下肢装具(下腿部より足底に及ぶ構造)
①プラスチック短下肢装具(図4)
②金属製短下肢装具(図5)                   
〇比較的体重支持はできるものの、足関節のコントロールが不十分である患者に使用する。
〇筋緊張の強さ、拘縮、体重等を考慮して、プラスチックもしくは金属製を選択する。

◎長下肢装具(大腿部より足底に及ぶ構造)(図6)
〇急性期や、体重を支持できないなど、重症の片麻痺患者に使用する。
〇歩行未自立の患者に対して、立位保持や歩行を促す。
※装具製作にあたっては、治療用装具として健康保険等による支給の対象になります。

図4 図5 図6
 作成:大谷道明
 (株)総合リハビリテーション研究所 理学療法士 博士(保健学)
参考文献
 理学療法士ジャーナル:理学療法士と下肢装具、医学書院、Vol.51 2017